信頼という資産を持つUACJへの投資

UACJという企業はご存知でしょうか。
日本には非常に優れた企業なのに一般的に名前が浸透していない企業というのは結構あります。
UACJもその一つと言えます。

もともと、古河スカイという会社と住友軽金属工業という会社の経営統合によって誕生した企業です。
世界でもトップクラスのアルミニウムを扱う企業で、圧延品で世界第3位というグローバルな企業です。
高品質なアルミニウムは、車のボディや携帯電話、航空機の素材としてもニーズがあり、その汎用性は金属のなかでも随一です。

UACJ自身は企業統合で2013年に設立した会社ですが、統合前の両社は実績も信頼もある会社なので、その歴史の重さは企業にとって目に見えない資産といえます。
信頼は数値化できないものですので、株価分析には使われません。
しかし、投資をしていく上では非常に大切な要素です。
信頼ある企業はそこで働く人たちもプライドを持って仕事をしていますし、その歴史に対しても責任を感じながら仕事をしています。

また、UACJは世界各国でグローバルな生産・販売体制を構築しています。
この販売網と海外企業含めた繋がりは一朝一夕で築くことができるものではありません。

投資をする際に、すべての人が見えているものを判断材料にしてもすでに手遅れなことがほとんどです。
現代はシステムが非常に発達しており、経営に関連する数値はすぐに歪を発見されて是正される取引が行われます。
一方で目に見えないものを見つけて投資することは人間の強みだとも言えます。
目に見えない資産を持つ優良企業を見つけることは投資家にとっての醍醐味でもあります。
ぜひ、表面的な数字だけでなく、自分が投資したいと感じる企業を見つけてみてください。